病気について知る病気辞典

AGA(男性型脱毛症)

2011年4月28日

AGAは、男性型脱毛症の略で、成人男性の前頭部や頭頂部の毛が薄くなる病気です。
早い人では、20歳頃より発症し、40歳代では、日本人男性の約30%がAGAになります。

AGAには主に、男性ホルモンと毛乳頭細胞、毛母細胞が関与します。最初に男性ホルモンが毛乳頭細胞内に取り込まれると、酸素の働きで変化し、レセプターと結合し、さらに核内で標的遺伝子に結合し、タンパク質が誘導されます。次に、そのタンパク質が毛母細胞に働き、AGAを引き起こします。つまり、男性は脱毛を起こすように運命づけられています。

日本皮膚科学会で、AGAの治療薬として勧めているのは、塗り薬はリアップ(成分名ミノキシジル)、飲み薬はプロペシア(成分名フィナステリド)です。

リアップは薬局で購入でき、1%と5%溶液があります。5%の方が効果的ですが、刺激がある場合もありますので、心配な人は1%の方から始めてください。

プロペシアは医療機関で処方される薬ですが、健康保険の適用はなく、自費診療となります。副作用の少ない薬なので、20歳以上の人であれば、特別な検査なしに処方される場合が多いようです。しかし、まれに肝機能障害を起こす場合があります。肝臓の悪い人は、医師と十分相談してください。
また、男性機能低下を訴える人もいますが、この薬は男性ホルモンを減らす作用はないので、理論的には男性機能に支障をきたすことはありません。

AGAで悩んでいる人は、塗り薬や飲み薬を上手に使ってAGAの進行を抑えてください。