病気について知る病気辞典

足首の捻挫

2011年7月28日

足をひねった!と言われて来院される方は多くおられます。
医学上では、足関節(いわゆる足首)と足(足の甲あたり)とで厳密に区別します。ほとんどの方は、足関節が多いのですが、足では特に第5中足骨の骨折や、足根骨付近の靱帯(じんたい)断裂の場合もあります。ここでは、足関節に絞って触れます。

一般に、ランニングなどのスポーツで受傷することが多いのですが、普通に歩いていて段差でつまずいて受傷ということもあります。腓骨などを骨折している事もありますが、ほとんどが前距腓(ぜんきょひ)靱帯や踵腓(しょうひ)靱帯などの靱帯断裂を主体とした損傷です。ケガをした直後はRICE(安静・冷却・圧迫・挙上)療法が必要です。
その後は程度はいろいろありますが、ギプスなどの強い固定を必要とする場合もありますし、サポーター等での固定で済む場合もあります。ただし、放置すると「癖になった」と言って習慣性になる場合とか、足関節の不安定が残り、長期間の後に変形性関節症になって歩行が困難になる場合もありますので、できるだけ早めに整形外科を受診されて、診断を受けることをお勧めします。

最後に治療期間ですが、プロのアスリートであれば、強い固定をせずに、軽い固定や装具で運動をしながら治すという方法もありますが、アマチュアの皆さん、特に成長期の人は2~3週間の固定後、同期間のリハビリというのが一般的です。