病気について知る病気辞典

禁煙への第一歩 -禁煙外来のすすめ-

2011年8月11日

『タバコをやめないといけないのに…』そう思いながら、吸い続けている人が多いと思います。『体に良くないと分かっていながら吸ってしまう』―それはニコチンが依存性の高い薬物だからです。

喫煙は、ニコチン依存症という病気です。タバコの煙は吸っている本人だけでなく、周りの人の体もむしばみます(受動喫煙)。知らない間に大切な人達を傷つけているのです。自分の体にも、周りの人にも良くないタバコは、1日も早くやめる必要があります。しかし、タバコは依存性の強い薬物であるため、自力での禁煙はかなりの苦痛を伴うことが少なくありません。『禁煙する方がストレスになる』―そんな言葉もよく聞かれます。そんな時は禁煙外来を受診しましょう。ある一定の条件を満たせば、薬を使って、健康保険での禁煙治療を受けることができます。

禁煙外来では、医師と看護師のカウンセリングのもと、禁煙補助薬(貼り薬または内服薬)を処方します。病気の有無・喫煙歴・生活状況などを聞き、その人に合った禁煙方法を指導して、より確実に、安全に禁煙できるように支援しています。受診者の禁煙への意欲は強く、禁煙成功率は80%を超えています。

禁煙外来は、予約制にしている病院が多いようです。詳しくは電話などで医療機関にお問い合わせ下さい。『禁煙しようかな』と頭をよぎった時が行動を起こすときです。