病気について知る病気辞典

ロタウイルスワクチン

2012年1月19日

ロタウイルスワクチンが、昨年11月21日から使えるようになりました。

ロタウイルスは、乳幼児に感染性胃腸炎=嘔吐(おうと)下痢症=を起こします。
このウイルスによる胃腸炎は、冬から早春(2~4月)に流行し、激しい嘔吐と白っぽい水様下痢便がみられます。高熱を伴うことも多く、ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎に比べて症状が強く、脱水になりやすいのが特徴です。また、合併症として脳炎・脳症を起こすこともあります。

このように、ロタウイルス胃腸炎は症状が強いため、外来での点滴や入院治療が必要になることが多い病気です。国内では毎年約80万人が外来を受診し、その約10%が入院すると言われています。

今回使えるようになったロタウイルスワクチンは、ロタウイルスの病原性を弱めた生ワクチンです。このワクチンは液体の飲むワクチンで、4週間以上の間隔をあけて2回飲むことにより、発症および重症化を予防します。生後6週からワクチン接種が可能ですが、遅くとも24週(生まれた日を0として、生後168日)までに、2回目の接種を完了させる必要があります。そのため、1回目を生後140日までに受けること必要です。

このワクチンは公費の補助がないため、2回で2万5千円ほどかかります。接種を希望される方はかかりつけ医にご相談ください。