病気について知る病気辞典

肩凝りについて

2011年11月1日

スポーツや体操など、自分でできることを実践

肩凝りというと病気ではないようですが、実はれっきとした病名がついている病気なのです。「肩凝りなんかで病院に行くなんて」と考えている人も大勢いらっしゃるようです。確かに肩が凝るだけで大した症状ではないかもしれませんが、肩凝りから頭痛や眼痛・歯痛・吐き気などに発展することも間々あります。ですから、なぜ肩凝りが起こっているのか、きちんと診断した上で早めに治療した方が得策だと考えます。

多くの場合、肩凝りの原因はきちんと存在しています。しかし、その原因は取り除くことができないことが多いのも現状です。
例えば、身体的な要素では、頸椎(けいつい)の変形や鎖骨の位置の異常、筋力不足などがあります。腰の異常から肩凝りが生じることすらあります。仕事環境など、急には変更できない外的因子も存在します。逆に、姿勢や生活環境など、自分の努力で改善できる要因も多くあります。

病院でできる治療となると、根治療法というよりも対症療法が主になります。
内服・外用薬、電気治療、点滴、ブロック注射などです。肩凝りの程度・原因によって、その治療方法はさまざまです。実は肩凝りを一度リセットすることは、それほど難しいことではありません。しかしそれを長続きさせることはかなり困難です。定期的に治療をすることで楽な期間を作ることは可能です。
しかし、いつも強力な治療をするよりも、スポーツや体操などを日常生活に取り入れながら、より軽い治療で対処できるようにすることの方が大切です。
さらに重要なのは、どの程度の治療でどの程度の肩凝りまで治すことができるのかを自分で把握しておき、そのために自分でできること(例えばきちんと睡眠を取る、ストレッチをするなど)を実践することだと思います。
その上で足りない分を治療で補いましょう。もちろん、マッサージや温泉療法・はり治療なども有効なのでお勧めします。