病気について知る病気辞典

はじめてのコンタクトレンズ

2012年4月1日

適切な使用とケアが大切

さあ4月、新年度のスタートです。この時期に「コンタクトレンズ・デビュー」する人も多いでしょう。コンタクトレンズは、上手に使えば、快適な生活が送れます。しかし、一歩間違えば、後遺症が残るような、厄介な眼障害を招いてしまうこともあります。
そこで、コンタクトレンズと上手に付き合うための基礎知識を紹介します。

レンズは、直接黒目(角膜)にのせるので、眼科医による処方と定期検診が必要です。ハードとソフトの2種類の素材に分かれます。ハードの寿命は数年、ソフトは1日使い捨て、2週間頻回交換型、1カ月の定期交換型、1~2年ぐらい使用する従来型などがあります。
いずれのレンズも適切な使用とケアが必須ですので、処方時には必ず眼科で習ってください。

通常、角膜は涙を介して必要な酸素を空気中から取り入れています。レンズをのせると酸素が通りにくくなり、目に負担がかかります。そのため、レンズの装用時間が長い場合や、適切なケアができていない場合に合併症が起こりやすくなります。
酸素不足のため、本来透明な角膜に血管が侵入して充血が治らなくなったり、細菌やアメーバが感染して角膜が濁り、透明に戻らなくなることもあります。最近は、酸素透過性の高いレンズ素材も出ていますし、1日使い捨てや2週間頻回交換型が比較的清潔に保ちやすいと思われますので、眼科で相談してください。

直接身につける下着は、毎日交換して洗濯しないと気持ち悪いですよね?
直接目につけるレンズも毎日外した後と装用する前に、「こすり洗いとすすぎ」をしましょう。「面倒くさがりだけど、コンタクトしたいなあ」と思う人には、1日使い捨てをお勧めします。

少しでも異常を感じたら、無理せずにレンズを外し、眼科を受診しましょう。装用時間が長くならないように、眼鏡も必ず持っていてください。
快適な生活を送るために、安全にコンタクトレンズを利用しましょう。