病気について知る病気辞典

女性の尿のトラブル  とても多い過活動膀胱

2012年11月1日

急に尿意を感じて我慢ができない、という症状で泌尿器科を受診される女性がたくさんおられます。
特に寒い季節には症状が悪化する場合が多いです。
尿漏れパッドを一日に何枚も使わなければいけない、という方もおられます。

これらの症状は、年齢とともに増加する傾向があります。これは、過活動膀胱という病気です。

おしっこをする時のことを想像してみてください。尿意を感じ、トイレで排尿を開始します。この時、おしっこを出すタイミングは自分で調節できます。でもお腹の力を抜いておしっこをしている時、意外と尿に勢いがありませんか?
これは自分の意思とは関係のないところで、膀胱が排尿のタイミングで勝手に収縮してくれているおかげなのです。

ところが自分の意思とは関係なく尿意を感じた時や、水道の音を聞いた時、寒い時などに、勝手に膀胱の収縮がおこってしまう病気が、過活動膀胱なのです。自分の意思とは関係なく、膀胱の収縮がおこると、急に尿意を感じたり、ひどい場合には自分の意思では尿を止められず、尿漏れとなってしまうのです。

過活動膀胱の診断は、簡易な問診、検査で可能です。内服治療が主な治療です。なお、過活動膀胱は女性特有の病気というわけではありません。

性別、年齢にかかわらず、症状がある場合は、気軽に泌尿器科で相談してください。