病気について知る病気辞典

セロトニントレーニングでストレスを解消しよう

2012年11月22日

私たちは、毎日多くのストレスを受けながら生活しています。
外的要因として、痛みや暑さなどの不快な身体的ストレスや、人間関係の摩擦から生ずる精神的なストレスによって、脳内にノルアドレナリンが過剰分泌されると、疲労感が高まって高血圧や糖尿病、さらにはうつ病になりかねません。
また食欲が異常に高くなると、ドーパミンが過剰に分泌されて抑えられなくなり、過食症になってしまいます。不快に関わるノルアドレナリンと、快に関わるドーパミンが適度に分泌されていれば、危険から身は守られて、生きがいを持つことができます。しかし過剰になると、心身のバランスは崩れて病気になってしまいます。

この2つの脳内ホルモンを調整しているのがセロトニンです。
脳全体に分布しているセロトニン神経から分泌されて、脳を安定した状態に導く大切な第3の脳内ホルモンです。セロトニンが増えるとストレスが減るので、普段から「セロトニントレーニング」をしてセロトニン神経を活性化させることが大切です。起きている時間帯にリズム運動(ウオーキングなど)を一日30分間、3カ月間続けると、セロトニン分泌が増えた状態になり、腹式呼吸も意識して行うとベターです。分泌されたセロトニンは貯えられることはなく、夜になると、松果体でメラトニンに変えられて眠気をもたらします。

毎日規則正しい生活と運動を心がけてセロトニン神経を活性化し、ストレス解消につなげてください。