病気について知る病気辞典

ランニング障害の予防について

2013年5月9日

最近、街中でランニングを楽しんでいる人々をよく見かけます。ランニングはシューズとトレーニングウエアがあれば、誰でも気軽に楽しめるスポーツだと思います。しかしながら、大きなマラソン大会の直前、直後に、ランニングによる下肢の痛みを訴えて来院される患者さんが多く見られます。今回は、ランニングによる下肢障害の予防について書きたいと思います。

最初にランニングを始める前に、今まで下肢の痛みやけががなかったかどうか、確認しておく必要があります。もし、思い当たることがあるようなら、ランニングを始める前に、整形外科専門医に相談しましょう。

練習方法での注意点は、急激にスピードを上げたり、急に距離を延ばさないようにして、かかとでの着地になるような走り方を心がけましょう。また、練習前後の下肢の筋肉のストレッチは重要で、大腿(だいたい)の前面や後面、ふくらはぎ、アキレス腱(けん)、足首のストレッチを十分に行いましょう。

ランニングシューズは、地面からの衝撃吸収性に優れた専用のシューズを選び、靴底の摩耗が著しい場合は早めに交換しましょう。O脚、X脚、扁平(へんぺい)足などの下肢の姿勢に問題がある場合、ランニング障害の発生につながる可能性があります。少しでも不安に感じる点があるようなら、整形外科専門医に早めに相談しましょう。

以上の点に気をつけて、健康的なランニングライフを送ってください。