病気について知る病気辞典

子宮頸がんの予防ついて

2013年6月13日

先日、産婦人科の会で、松山市の子宮頸がん検診無料クーポンが20数%しか使用されていないという報告がありました。元々、子宮がんの検診受診率が20%程度と低いため、前年度が20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の人に配布される制度です。もったいないですね。

あらためて子宮頸がんの予防について簡単に書かせていただきます。

子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんで、近年では、20代から30代の若い女性で増加傾向にあります。予防法として、ワクチンと検診の二つの方法が挙げられます。

ワクチンは子宮頸がんの原因となるウイルスの感染を予防するのに有効です。このワクチンは、小学校6年生から高校1年生相当の年齢の女性は、無料で受けることができます。ただ、ウイルスにはいろいろなタイプがあるため、約7割しか効果がありません。そのため、定期的な検診を受けて、がんになる前の前がん病変で見つけることが大切になります。

ワクチンは公費対象でない人には自費となり、3回で約5万円と高価ですが、効果が長期間期待できるため、1年当たりの単価は高くはないと思えます。

ワクチンの接種と、20歳をすぎたら1、2年に一度の定期検診を行い、子宮頸がんをしっかり予防していきましょう。