病気について知る病気辞典

「耳あか」と「外耳炎」

2013年8月8日

夏休み本番、子どもたちもプールや海で楽しんでいることでしょう。

よく「プールに行って中耳炎になった」といわれますが、実は多いのは「外耳炎」なのです。耳あかがたまった状態で泳ぐと、耳あかが水分を吸収してふやけて、外耳炎を起こしやすくなります。また、一見きれいなプールの水でも雑菌が多くいたり、消毒薬が炎症の刺激になる場合もあります。予防するには、泳ぐ前に耳内をきれいにしておくことです。

でも、耳あかが詰まっている時は、家では簡単に取れませんね。外耳を傷つけて出血したり、鼓膜を突いて破いてしまうこともあるので、乳幼児や耳掃除が嫌いな子どもさんは無理をしないでください。

大人でも必要以上に耳掃除をして皮膚を傷つけると、かさぶたができてかゆくなり、かゆくて取ろうとすると、耳だれが出るといった悪循環になってしまうこともよくあります。高齢の人では、耳あかが詰まって聞こえが悪くなっているケースも良くあります。

「耳あかがたまりやすいかどうか」「耳あかが軟らかいか硬いか」などはその人の体質によります。

耳あかがたまっていて取れない、かさぶたがついて治らないなどの時は、気軽に耳鼻咽喉科専門医にご相談ください。