病気について知る病気辞典

残尿感について

2013年8月22日

皆さんはおしっこをした後、まだ残っている感じがしますか?
それが残尿感です。おしっこが残ってなくても、残尿感を感じる人もいますし、本当に残尿がある人もいます。残尿感自体は症状であって、病気ではありません。老若男女すべての人にみられますが、特に高齢者に多い傾向にあります。残尿感が何回もあると、トイレが気になって寝られなかったり、外出したくなくなったりと、精神的な負担も大きくなります。

男性の代表的な原因としては前立腺肥大症があります。前立腺が肥大することで、おしっこの通り道が狭くなり、残尿感を感じる人もいます。他には慢性前立腺炎があり、細菌感染によるものや、その他の原因によるものなどさまざまです。

女性の代表的な原因としてはぼうこう炎があります。これは残尿感以外にも、おしっこの時の痛みや、何回もトイレに行くなどの症状があります。他には骨盤臓器脱といって、ぼうこうや子宮が膣から下がってしまうことで尿が流れにくくなり、残尿感を感じる人もいます。

あとは糖尿病や脳梗塞、そのほか神経的な病気でも、ぼうこうの収縮が弱まり、残尿感を感じる人もいます。またかぜ薬や精神安定剤などでも残尿感を感じる人もいます。

残尿は外来で排尿後にエコーをお腹に当てればすぐにわかります。もし気になる人がいたら、何か原因があるかもしれないので、泌尿器科を受診してみてください。