病気について知る病気辞典

こむら返りとふくらはぎの痛み

2013年8月29日

暑い夏の日に運動をして、突然ふくらはぎにひきつれと痛みが起こる「こむら返り」を経験した人は多いと思います。
このようなこむら返りは、大量の汗をかくことによって生じた筋肉内の電解質不足が原因です。

筋肉はナトリウムやカリウム、カルシウムなどの電解質の助けで、伸びたり縮んだりしていますが、発汗により筋肉内の電解質のバランスが崩れると、筋肉の緊張が高まり、筋肉は縮みっぱなしとなり、こむら返りが生じます。水分と電解質の補給が必要で、スポーツドリンクの摂取がすすめられます。

季節に関係なく、夜間寝ている時にこむら返りやふくらはぎの痛みを訴える人もいます。このタイプのこむら返りは中高年の女性に多くみられます。日中、筋肉の使いすぎによって筋肉に疲労がたまった時や、下肢全体の血行が悪い時に起こりやすいと言われています。寝る前にお風呂に入り全身の血行を良くし、ふくらはぎのマッサージやストレッチングを行うと予防できます。それでも頑固なこむら返りを繰り返す人は、筋肉を和らげる薬や漢方薬の服用が効果的です。

末梢神経の病気や血管障害で、こむら返りやふくらはぎに痛みが生じることもあります。こういった病気では、夜間だけでなく昼間も症状が出現するようになり、少しずつ歩けなくなっていきます。こういった人は、早めに病院の受診が必要です。