病気について知る病気辞典

みずむし

2013年9月26日

みずむしは、白癬菌というカビが、皮膚や毛、爪などに寄生して生じる病気です。夏だけの病気と思われがちですが、ブーツ使用、温暖化、暖房などにより一年中気をつけなければいけません。

足にかゆいものが出ても、すべてみずむしとは限りません。かぶれや汗がたまってかゆくなったり、「掌蹠膿疱症」という慢性の病気などもみずむしとよく似た症状を起こします。みずむしと診断するためには、白癬菌がいるかどうかを調べる必要があり、顕微鏡検査ですぐわかるので、まず検査を受けてから治療してください。

治療は抗真菌剤の外用と内服の両方があり、普通は塗るだけできれいになりますが、爪や髪には内服が必要です。薬の副作用として胃腸障害や肝障害があるので、血液検査をしながら飲んでもらいます。次に塗り方ですが、かゆい所やジクジクした所だけに塗る人が多いですが、白癬菌は生きているので、塗っていない所に逃げていきます。塗りすぎてかぶれたり、炎症を起こしたりしないためにも、足の裏全体、足の側面、ゆび、ゆびの間、爪まで、足の甲以外、全体にまんべんなく薄くすり込んでください。塗る期間は、見た目がきれいになっても完全に死んだわけではなく、おとなしくしているだけなので、数カ月は塗り続けてください。

皮膚からはがれ落ちた菌は、靴下、バスマット、スリッパ、靴などにくっついて別の人にもうつすので、菌をばらまいている人は、できるだけ早くきちんとした治療を受けてください。