病気について知る病気辞典

肩こり

2013年10月24日

肩こりの原因には、一般に不良姿勢や運動不足による筋力低下、不適切な運動、過労、寒冷、さまざまなストレス、加齢などが挙げられますが、病気から引き起こされることも少なくありません。

椎間板ヘルニアなどの頸椎(けいつい)や肩関節の異常、リウマチによる筋痛症、内臓の病気、特に心臓血管の病気で肩こり症状を感じることもあります。また、パソコンを使う人に見られるVDT症候群による眼精疲労や緑内障などの眼科疾患や耳鼻科疾患、女性の更年期障害、顎(がく)関節症など原因は多岐にわたります。

肩こりは、頭痛の時にも多くみられます。緊張型頭痛だけでなく片頭痛や群発頭痛にも併発し、片頭痛では実に75%に肩こりがみられます。これは肩こりが頭痛に随伴する症状であるだけでなく、肩こりがこれらの頭痛を起こす誘因になっているからです。

肩こりはこのようにさまざまな要素が絡んでいます。これらの原因となる病気を念頭に置き診断治療することで、肩こりを解消する第一歩となります。しかし、大部分の肩こりは慢性化していて治療にも時間がかかり、なかなか厄介です。また、症状が長引くと気分にも影響して、一層強くこりを感じてしまいます。ペインクリニックでは、このように慢性化した肩こりを、神経ブロック注射や薬、物理療法を組み合わせて治療しています。

長引く肩こりは生活にも影響を及ぼします。ぜひ相談してください。