病気について知る病気辞典

関節が痛むとき

2013年11月21日

ある程度の年齢になったら、誰もがどこかの関節が痛いということを経験したことがあると思います。特に多いのは四十肩、五十肩と呼ばれる肩の痛みでしょう。これは肩の筋肉や筋の年齢に伴う変化によるもので、通常、数カ月から1年ぐらいで自然に良くなることが多いです。無理なことをせず、軽いストレッチをすると良いでしょう。

次に多いのが、膝の痛みだと思います。いろいろな原因がありますが、まず疑わしいのが「使い痛み」と言われる「変形性膝関節症」です。膝に水がたまり、腫れを生じて徐々に軟骨がすり減っていく病気です。ひどくなれば、人工関節手術が必要になることもあります。まず、近くの整形外科を受診して、検査を受けた上で適切な生活指導を受ける必要があります。歩けなくなったら嫌だからと、急にウオーキングなどを始めると、かえって軟骨を痛めることになるので注意してください。

一番心配になるのが、「関節リウマチ」です。一般的には指や手首の関節が腫れて痛くなり、放っておくと変形して生活に支障を来す病気と理解されていると思います。しかし、足の指から始まることや、肩や膝から始まることもあります。現在は関節リウマチは不治の病ではなくなっています。確かに簡単に治ってしまうとは言えないですが、十分に効果のある薬が出てきています。早期に病院を受診して適切な処置を受けることが大切です。