病気について知る病気辞典

ニキビあれこれ

2014年1月9日

ニキビは、毛穴の出口付近の角層が厚くなって皮脂の排せつが悪くなったり、皮脂分泌量が多くなったりして毛穴に脂が過剰にたまることで起こります。それをアクネ桿菌(かんきん)などが分解し、産生物に対して炎症が起こってきます。

外からの治療として、まずはスキンケアが必要です。洗顔は皮膚が揺れない程度の力で弱く、1日2回、1回2~3分は必要です。イオウ製剤は、脱脂作用と角層の剥脱作用で使用されます。最近ではアダバレン、ピーリングなど角層のはく剥脱による治療もあります。アクネ桿菌を抑える抗菌薬の外用も使われます。

内的治療として、生活改善のためバランスの良い食事を取りましょう。はと麦茶(ヨクイニン)や大豆製品(イソフラボン含有)も発生を抑制します。内服治療として、悪化時には抗菌薬内服を使いますが、腸内細菌叢を壊すので慢性的には使いません。皮脂の分泌を抑制するビタミンB6が減ると、皮脂分泌が増えるので、カロリーオーバー、睡眠不足、ストレス、便秘を代表とする胃腸障害などは避けましょう。

これらを改善させるため、また抗菌剤内服ができない人や、それが無効の人、効いても止めるとすぐに再発する人などには漢方も選択肢の1つになります。女性の場合、生理と皮疹に関連がある人は漢方薬がお薦めです。ニキビは、正しい知識を持って体内・体外から取り組んで上手に退治しましょう。