病気について知る病気辞典

爪のみずむしのはなし

2014年5月8日

爪が白くもろくなってきたら、爪のみずむしかもしれません。

みずむしはカビが起こす病気で、爪を侵すこともあります。足が多いですが、手もあります。爪が変形変色したからといって、必ずしも「爪みずむし」というわけではありません。みずむしでない皮膚病の場合もあり、皮膚科医の診断を受けることが必要です。

皮膚だけのみずむしは、普通、塗り薬で治しますが、爪のみずむしは塗り薬だけではなかなかよくなりません。内服薬で治療することが多いです。ただし、薬を飲めば必ず治るわけでなく、効かない場合もあります。効く場合も、爪が伸びてきてすっかりきれいになるまで辛抱強く、3カ月から半年前後、薬を飲まなければなりません。「半年も毎日飲むのは面倒」という人には、1週間まとめて飲んでしばらく休薬し、また飲むという「まとめ飲み」の治療法もあります。

また、やたらに起こるわけではありませんが、副作用の可能性もあります。相性によっては薬疹が出たり、内臓に悪影響が及ぶことがあります。そのため、治療開始前後、何度か採血して副作用を警戒しながら飲んでいただきます。問題があれば、中止して塗り薬だけで様子を見ます。長期間内服しなければならない飲み薬はかなり高価なので、経済的な面も考慮する必要があります。

もし、あなたの爪に気になるような変化があれば、まず皮膚科の専門医に相談してください。