病気について知る病気辞典

眼瞼下垂について

2014年5月22日

上のまぶたが下に垂れてくる状態を「眼瞼下垂(がんけんかすい)」と言います。
その原因で一番多いのは加齢によるもの、二番目はハードコンタクトレンズの長期使用です。いずれもまぶたを上げる筋肉のスジが伸びてしまうことで発症します。

まぶたの手術は美容整形だと思っている人もいるようですが、上まぶたが垂れて黒目の中心の瞳(瞳孔)にかかってくれば視野が狭くなるので、眼科で保険適応による手術ができます。

眼瞼下垂では上のほうが見えにくい、まぶたが重くてうっとうしいなどの症状のほかに、頑張って目を開けようとして、いつも額にしわを寄せて眉毛をつり上げているので、後頭部や首の後ろ、肩の筋肉が慢性的に緊張して、頑固な肩こりや首こり、頭痛を訴える人もいます。中には涙目を訴えることもあります。

眼瞼下垂の治療法は、局所麻酔で行うまぶたの手術です。日帰り手術が可能で、多くの場合30分以内に終わります。
一般的には二重の線で皮膚を切開し、伸びてしまったまぶたのスジを出してきてピンと張り直し、しっかりと固定する方法で手術を行います。術後数日は腫れますが、1週間後の抜糸のころには、ほとんど引いています。

眼瞼下垂の手術を受けた多くの人が、「よく見えるようになった」「快適になった」ととても満足しているようです。
「自分も眼瞼下垂かな?」と思ったら、一度近くの眼科医に相談してみることをお勧めします。