病気について知る病気辞典

心臓病と運動療法

2014年7月24日

狭心症や心筋梗塞の予防とリハビリに効果的な運動は、無理のない範囲での全身運動ですが、同時に適度な負荷をかけて心臓を鍛えることも大切です。

おすすめは、「有酸素運動」です。これらの運動は酸素を体の隅々まで届けようとして心臓の動きが速くなり、脈拍が上がります。この運動を繰り返すことによって心肺機能を高め、末梢の血液の循環を良くします。有酸素運動はその人の能力の50%くらい、少し汗をかく程度の強さで行うのが最も効果的とされています。

ウォーキングやジョギングなら、一緒に行っている人と会話を交わせるくらいの程度と思ってください。脈拍数の目安は、1分間に110~120を超えない程度です。

すでに心臓に病気のある人は、必ずかかりつけ医と相談して、無理のない運動強度を教えてもらいましょう。

運動を始める前には、屈伸運動やストレッチを必ず行いましょう。運動を終える時も、急に止めてしまうと脈拍が上がりすぎることがあるので、ゆっくり止めましょう。脈拍のチェックは運動の前後と、できれば運動中にも行いましょう。目標の脈拍を超えすぎていたら動きを加減して、次からの参考にします。

運動は続けることが大切です。1日に30分程度、少なくても週に3日は実行できる、自分に合った運動を探してみましょう。