病気について知る病気辞典

性器ヘルペス

2014年8月21日

外陰部に急に違和感を感じ、その後チクチク痛くなったりすることがあります。それが「性器ヘルペス=単純疱疹(ほうしん)」です。原因となる菌は、子どものころ、誰もがかかった水痘(水ぼうそう)の単純ヘルペス2型のウイルスです。

水ぼうそうは治っても、ウイルス菌は体に生き残っています。過労で体調が悪かったり疲労気味の時、ウイルスが活動を始めていろいろ疾患をつくります。

最初、局所が赤くかゆくなり、数日後、多数の水疱(すいほう)を形成します。この水疱が破れると浅い潰瘍(皮膚がえぐれたよう)になり、尿や水が染みるとヒリヒリ痛みます。このころになると、受診しに病院へ来る人が多いようです。

治療は早いほど軽く済みます。抗ウイルス剤クリームが非常に有効です。

性器ヘルペスに似た疾患で、「急性陰部潰瘍」というウイルス疾患がありますが、膣の周り全体にたくさん潰瘍ができるので区別できます。これに対して、性器ヘルペスは神経に沿って発生することが多いので、一般に体の一側にだけできます。また、免疫期間が短いので何回でも再発します。発病年齢も一定していません。

見せにくい場所ですが、おかしいと思ったら早めに受診してください。