病気について知る病気辞典

小児の水痘ワクチンの定期接種が始まります!

2014年9月25日

水痘は“みずぼうそう”とも呼ばれ、水痘―帯状疱疹(ほうしん)ウイルスの初感染によって引き起こされる病気です。

感染力の強い病気で、5歳までに約80%の子どもが罹患(りかん)するといわれています。症状はかゆみを伴う水を含んだ赤い発疹が全身に出ます。頭皮にも出るのが特徴で、発熱は必ずしも伴いません。

発疹出現のピークは2~3日間で、その後は次第に乾いて黒っぽいかさぶたになり、5日~7日で治ります(全ての発疹がかさぶたになるまでは、ほかの人にうつします)。まれに肺炎や小脳炎など重症になったり、免疫力が弱い人は重症化しやすい傾向にあります。

水痘に効果がある薬はありますが、水痘流行の予防対策は予防接種が中心になります。今までは任意接種のため自費でしたが、今年10月から小児に対する水痘ワクチンの公費での定期接種が開始されます。対象は1歳~3歳未満の水痘の罹患歴がない人です。標準的な接種期間は1歳~1歳3カ月までに初回接種をし、初回接種後6カ月~12カ月までに2回目の接種を行います。

平成26年度に限り経過措置として、水痘の罹患歴がない3歳~5歳未満の人も1回のみの接種対象になります。ただし、既に水痘に罹患したことがある人は接種対象外です。また、任意接種として既に水痘ワクチンの接種を受けたことがある人は、その分は注射済みとカウントされます。この機会に水痘ワクチン接種を考えて、かかりつけの小児科に相談してください。