病気について知る病気辞典

咳が長引いたら?

2014年10月9日

咳はいろいろな原因で起こることが知られています。主に喉から肺の一番奥の肺胞までの空気の通り道(気道)の異常、または刺激により起こります。気道に侵入した異物や病原体を、咳によって体外に排出しようとする一種の生体防御反応です。風邪、インフルエンザ、気管支炎、肺炎、マイコプラズマ、クラミジア、百日ぜき、肺結核、ぜんそく、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫、たばこ病)、肺線維症(間質性肺炎)、肺がん、肺血栓塞栓症、その他の肺疾患や鼻炎、副鼻腔(びくう)炎=蓄膿(ちくのう)症、心不全、逆流性食道炎、ストレス、薬の副作用など多くの原因が知られています。

診断には、咳に合併する鼻水、痰、発熱、呼吸困難、その他の症状や、咳の出る時間帯、既往歴、家族歴、生活環境などさまざまな面から鑑別が重要です。必要に応じて呼吸機能検査や胸部レントゲン検査、血液検査、尿検査をして、原因疾患の診断をするとともに適切な治療を行うことが大切です。

「風邪をひいた後に咳だけが長く続く」「市販の風邪薬・咳止めでよくならない」「ぜーぜーと息苦しさが取れない」「咳が出だすと続く」「話をすると咳込む」「走ると咳が出る」「夜間布団に入ると咳が出る」「階段を上ると息切れがする」「痰がたくさん出る、からむ」「喉の奥に鼻水が流れ込む」など、困った症状がある人は近くのかかりつけ医にご相談ください。