病気について知る病気辞典

4種類の糖尿病

2015年5月21日

糖尿病は、現在世界中で急増しています。日本でも、男性の6人に1人が糖尿病と言われる時代に突入し、現代の国民病になりつつあります。

糖尿病は1型、2型、妊娠糖尿病、その他の特定の機序・疾患によるものの4つに分類されます。

1型糖尿病は、血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌不全によって引き起こされ、早急にインスリン注射による治療が必要になる疾患です。

2型糖尿病は、遺伝因子と肥満や運動不足、過食などの環境因子が原因で生じる病態で、大部分の糖尿病患者さんがこれに該当します。

妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて発見・発症した高血糖状態のことで、分娩後に治ることも多くありますが、将来の糖尿病発症率が高率であることから、1年ごとの検査が推奨されています。

その他に、あまり知られていませんが、2次性糖尿病と言われる膵疾患や肝疾患、内分泌疾患が原因で引き起こされる糖尿病もあります。

糖尿病はその原因によって治療法も変わってきますし、原因に他の疾患が隠れていることもあります。家族に糖尿病の人がいる場合や、健診で高血糖を指摘されたり、最近喉がよく乾くと感じたり、多飲・多尿などの症状がある場合は、放置せずにまず最寄りの病院や診療所で、しっかりした検査を受けることが大切です。