病気について知る病気辞典

おねしょを治そう

2015年6月11日

いわゆる「おねしょ」は、幼児期の発育途中にみられる生理的な現象です。5歳ごろには80%の子どもが治ると言われています。一方、その時期を過ぎても月に数回以上おねしょをする場合には「夜尿症」として治療の対象としています。6歳児の10~20%に夜尿症があると言われています。

おねしょは、夜眠っている間に作られる尿の量が多い、膀胱が小さく尿をためる力が弱い、あるいはその両方があって、しかも尿意で目が覚めない場合に起こります。

治療の第一歩は日常生活の見直しです。夜更かしや不規則な生活は夜尿症を悪化させます。規則正しい生活のリズムを作ることが大切です。水分の取り方にも注意が必要です。朝から昼にかけては水分をしっかり取り、夕方からは控えるようにしましょう。他にも塾や習い事で忙しく、夕食から寝るまでの時間が短いことが夜尿症の原因となっていることもあります。夕食はなるべく早めに取り、夕食から就寝まで3時間程度は空けるように心掛けましょう。

家族の注意点としては、夜中に無理やり子どもを「起こさない」、おねしょを「怒らない」、他の子どもと「比べない」、そして「あせらない」でください。これらは良い影響を与えません。

他の治療法として「薬物療法」と「アラーム療法」があります。薬にもいろいろな種類があります。生活指導で改善がない場合には、かかりつけの小児科や泌尿器科へ相談してください。おねしょはきっと治ります。