病気について知る病気辞典

脂質異常症について~検診結果を見直そう~

2015年8月27日

一般検診や特定健康診査などで、コレステロールや中性脂肪の検査を受ける機会があるかと思います。検査結果はどうでしたか?何か引っかかっていたけれど、症状がないし、よく分からないのでそのままにしているなんてことはないでしょうか。高血圧や糖尿病は、病気のイメージがわくけれど「脂質異常症って何?」という方も多いかもしれません。

脂質異常症とは、血中の脂質が多過ぎたり少な過ぎたりする状態を言います。通常の検診で検査している脂質は悪玉コレステロール、善玉コレステロール、中性脂肪の3種です。特定健診(メタボ健診)においては、この中で悪玉コレステロールと中性脂肪は多過ぎる場合が異常、善玉コレステロールは少な過ぎる場合が異常とされます。これらの脂質が異常であると、動脈硬化が進みやすく、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こしやすくなると言われています。

脂質異常には食事、運動などの生活習慣が影響しますが、そのほかに遺伝やホルモンの変化が原因となることがあります。特に女性の場合は更年期になり、女性ホルモンが低下してくるとコレステロールは上昇しやすくなります。「食事は注意しているのにコレステロールが年々上昇してきて…」という方も少なくありません。

軽度の異常であれば、生活習慣に注意して様子をみますが、ある程度高くなると薬での治療が必要になります。自分の健診結果を見直してみて、気になる時にはかかりつけ医に相談しましょう。