病気について知る病気辞典

むくみ

2016年2月18日

足のすねの所を指で強く押してみてください。指のあとが残りませんか?
残るようなら、それがむくみです。むくみは、体の水分が異常に増加した状態で、その余分な水分が血管の外にしみ出て起こります。

最もよく見られるのは足のむくみです。余分な水分は重力の影響で下にたまりやすいからです。「夕方になると靴がきつくなる」「靴下のゴムのあとがくっきりとつく」などで気付く人がいると思います。逆に顔のむくみは、朝寝起きに気付くことが多いようです。むくみは通常、痛みもかゆみもありません。そのため、かなり進行するまで気付かないこともあります。

むくみの原因はさまざまです。軽度のものは、加齢、過労、塩分や水分の取り過ぎ、長時間の立ち仕事など、病気が原因でないことがほとんどです。しかし、心臓病、高血圧症、腎臓病、貧血など、病気が原因で起こることがあります。病気が原因のむくみなのか、そうでないのかの判断は非常に難しいと言えます。旅行で長時間乗り物に乗っていたとか、前日の暴飲暴食や睡眠不足など、明らかな原因があり1~2日で良くなるものは、あまり心配はないでしょう。

病気が原因のむくみはだんだん悪化します。「一晩寝ればむくみは引いていたのに引かなくなった」「足だけだったのが、手や顔もむくむ」「体重が急に増加する」などは悪化の兆候です。背後に重篤な病気が隠れていることがあります。心配であれば、かかりつけの先生に相談してみてください。