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足の爪の正しい切り方を知っていますか?

2016年5月19日

手足の爪は切り方が違います。足の爪を、手の爪と同じように丸く切ったり短く切ったりすると、角の部分が爪の周りの皮膚組織(爪郭:そうかく)に突き刺さり傷を付けます。そのまま放置しておくと感染を起こして爪郭が腫れ上がり、ますます爪の角の刺さりが悪化して爪囲炎(そういえん)に至ります。正しい治療を行わないと、爪囲炎は長引き、爪郭に肉芽を形成、数カ月にわたって炎症が続く場合があります。軽い炎症であれば、爪の角に綿やチューブを詰めたり、テーピングで爪郭を爪から引き離せば治ります。爪の変形がある場合には、ワイヤーや装具で爪の矯正を行います。炎症が長引き、爪郭が変形してしまった場合には、爪や爪郭を切除する手術が必要になります。

こうした事態に至らないように、足の爪はある程度の長さを保っていないといけません。爪の先端の白い部分は1mm以上残しておき、爪の角が爪郭に隠れないようにしておきましょう。爪の先端はまっすぐ横に切り取り、角は軽く丸めておきましょう。爪が爪郭に食い込んでいる巻き爪の場合は、爪囲炎を起こしやすいので、無理な爪切りは禁物です。爪に肥厚や変形があり、爪切りの際に割れてしまう場合には、よく切れるニッパータイプの爪切りを使いましょう。安価な爪切りは、切れ味が悪かったり動きが渋かったりするので、避けたほうが無難です。