病気について知る病気辞典

夜間頻尿に注意

2016年4月1日

年齢のせいとあきらめないで

あなたは床について寝てから翌朝起きるまでに何回トイレに行きますか? ほとんどの人は全く行かないか、行っても1回くらいだと思います。

年齢を重ねると、過活動膀胱(ぼうこう)といって、おしっこが急に我慢できなくなったり、昼夜を問わず排尿の回数が増えたりします。男性では前立腺肥大症が原因で、トイレが近くなることもあります。

夜間頻尿を訴える人の中には、睡眠障害によりなかなか寝つけなかったり、夜中に目が覚めてたびたびトイレに行く人もいます。睡眠の途中で目が覚めると、そのぶん眠りが浅くなり、睡眠不足が続くと集中力や判断力が低下したり、ストレスがたまるなど日常生活に支障をきたします。

ではどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか?

まず、夕方以降の水分摂取(お茶やコーヒーなどカフェインの入っているものは特に)は少なめにしましょう。アルコールを飲む人は、水分摂取量が多くなり尿が増えます。また、塩分を多く取ると喉が渇き、水分を多く取ってしまうので控えた方がいいでしょう。

夜、トイレにたびたび目が覚める場合は、医師と相談して睡眠剤を処方してもらうのもひとつですが、薬を飲んだ状態で夜間トイレに行くと、頭がボーッとして転倒する恐れもあります。特に高齢の人は転倒による骨折が原因で寝たきりになることもあるので注意が必要です。

尿の1回量が少ない場合は、過活動膀胱、神経因性膀胱、膀胱炎、男性では前立腺肥大症などが考えられる場合があります。また糖尿病でも夜間頻尿が起こることがあります。

気になる人はぜひ専門医を受診するようにしましょう。たかが夜間頻尿、されど夜間頻尿です。