病気について知る病気辞典

赤ちゃんとお母さんを感染から守ろう

2016年12月7日

正しい知識を身につけましょう

風疹、B型肝炎、トキソプラズマなどの微生物は、妊娠中や分娩中、産後に、お母さんから赤ちゃんに感染して、生後まもなく病気になることがあります。

日本周産期・新生児医学会と日本産科婦人科学会では「赤ちゃんとお母さんの感染予防対策5ヶ条」を掲げ、感染予防の正しい知識を身に付けるよう呼びかけています。

1.風疹や麻疹のワクチン接種を

特に風疹は、妊娠初期に初めて感染すると、先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。妊娠中はワクチン接種をすることはできません。妊娠を希望する女性には、妊娠前に風疹の抗体があるかどうかをチェックし、抗体が無い、もしくは弱い場合はあらかじめワクチンを接種することが推奨されています。今は妊娠前の女性に対し、風疹の抗体検査を無料でできる制度もあります。一度自分が当てはまるかどうか保健所に問い合わせてみましょう。

2.よく手を洗う

調理や食事の前など、丁寧に手を洗いましょう。生肉を扱う時や動物のフン等を処理する時などは使い捨ての手袋を着けるか、その後、手洗いを丁寧にするようにしましょう。

3.体液に注意を

尿や唾液などには微生物が多く含まれるため、お子さんのおむつを処理する時は(特に上のお子さんがいる場合)使い捨ての手袋を着けるか、その後で手洗いを丁寧にしましょう。また歯ブラシの共用や食べ物の口移しはやめましょう。

4.しっかり加熱して

生肉やサラミ、加熱していないチーズなどには感染の原因となる微生物が含まれていることがあります。食用には必ず加熱を。また、生野菜はしっかり洗いましょう。

5.人混みは避ける

風疹、インフルエンザなどが流行している時は人混みを避け、外出時にはマスクを着けましょう。発熱している子どもや大人に近づかないよう注意してください。

以上のことに気を付けて大事な赤ちゃんを感染から守りましょう。