病気について知る病気辞典

月経が遅れている

2017年2月9日

「月経が遅れている」「吐き気などつわりのような症状がある」「市販の妊娠検査薬で陽性に出た」など、妊娠したかもしれないと感じたら、早めに産婦人科を受診してください。正常妊娠かどうかと、妊娠週数を診ます。超音波検査で、子宮内に赤ちゃんが入っている袋(胎のう)があれば、正常妊娠と診断します。

妊娠初期の異常は、胎のうが子宮以外で発育する「子宮外妊娠」、将来胎盤となるじゅう毛組織が異常に発育する「胞状奇胎」があります。どちらも早期にきちんとした治療が必要です。

妊娠週数は、最終月経開始日と、赤ちゃんの頭からおしりまでの長さ(頭臀長(ルビ:とうでんちょう))を考慮して決めます。たいてい妊娠8週から10週ごろに分娩予定日を決めた後、各市町で母子手帳を交付してもらいます。

妊娠が確定したら、その後の定期健診も必ず受けてください。妊娠23週までは4週間に1回、35週までは2週間に1回、それ以後は1週間に1回が目安です。健康に自信がある人でも、妊娠時独特の病気が発症します。健診時に異常が早期発見できれば、重症化しないよう治療ができます。残念ながら、週数がかなり進んでから、極端な場合陣痛が始まって初めて受診する妊婦さんがいますが、赤ちゃんが週数相当に育っているのか、注意すべき病気があるのかが分からず、医療機関は対応に苦慮します。

自分自身とおなかの赤ちゃんのためにも、妊娠の可能性があれば早めに産婦人科を受診し、その後の定期健診も受けて、元気な赤ちゃんを産んでください。