関連事業松山市地域包括支援センター東・拓南地区

みなさんがいつまでも健やかに生活していけるサポートをいたします

松山市地域包括支援センター東・拓南地区です。
私たちは、東中学校区と拓南中学校区の方々を支援しています。

地域包括支援センター東・拓南地区って、どんなところ?

H18年4月1日から高齢者の生活を支えていくための拠点として、松山市の委託を受けて設置されました。主任ケアマネジャー・社会福祉士・保健師がチームとなって、地域で生活するみなさんを介護・福祉・医療など、さまざまな面から総合的に支援します。みなさんがいつまでも健やかに住み慣れた地域で生活していけるよう地域包括支援センターをご利用ください。

地域包括支援センターでは、こんな仕事をしています。

1. 介護保険の相談に応じます。
  • 介護保険のサービスについて説明し、必要に応じて代行申請を行います。
  • 要支援1・2(事業対象者含む)の方に介護予防サービスを利用するために、必要なケアプランを作成します。
  • 要介護1~5の方にはケアマネジャーを紹介します。
2. 介護保険の対象にならない高齢者の方には、住み慣れた地域で自立した生活が送れるように支援しています。
3. みなさんの権利を守ります。みなさんが安心して暮らすために、さまざまな権利を守ります。
4. なんでもご相談ください。
  • 本人からだけではなく、家族・近隣に暮らす人などからも相談を受け付けます。
  • 介護に関すること以外にも健康や福祉・医療に関することなど、なんでもご相談下さい。
  • 相談内容に応じて適切なサービス機関・制度の利用へおつなぎします。
5. さまざまな方面からみなさんを支えます。
みなさんを支える地域のケアマネジャーの指導や支援のほか、高齢者のみなさんにとってより暮らしやすい地域にするため、さまざまな機関(民生委員等)とのネットワークづくりに 力を入れます。
  • 認知症対策
  • 認知症サポーター養成講座
  • 認知症絵本読み聞かせ

1. 介護の相談に応じます。

介護保険のサービスを利用したい。

介護保険のサービスを利用するためには、要介護認定の申請をして、認定を受ける必要があります。本人や家族が市役所へ要介護認定の申請に行けない場合は、地域包括支援センターが手続きを代行します。 要支援1・2と認定された方が利用するサービスが、介護予防サービスになります。地域包括支援センターでは、介護予防サービスを利用するために必要なケアプランを作成します。また、要介護1以上の認定をされた方については、地域包括支援センターではケアプランを作成できないため、居宅介護支援事業所を紹介します。

どのようにサービスを利用するのでしょうか?

事例1

このごろ足が弱くなって、お風呂に一人で入るのが不安になってきました。どうしたらよいでしょうか?

デイケア等に通ってリハビリを受け、自宅でも体操を行うことで足が元気になるかもしれません。また、自宅のお風呂に手すりをつけたり、シャワーイスなどの福祉用具を利用することで楽に入浴できるようになる可能性があります。

事例2

一人で暮らしている母が、何をするのもおっくうだとずっと家の中にいます。独り言も増えてきたみたいで心配です。

老人性うつ病もしくは認知症の出始めかもしれません。かかりつけのお医者さんに相談しましょう。デイサービスやヘルパーさんに来てもらうことで刺激になるかもしれません。できるだけ外に出る機会を作ったり、基礎的な生活を送ることが良いのかもしれません。

2. 介護予防事業とは

65歳以上の方で、まだ介護保険の申請は必要ないけれど、少し身体の衰えを感じてきた方に、介護予防事業への参加をお勧めしています。

介護予防事業を利用してみませんか。

事業内容

  1. 送迎(事業所によっては送迎のない場合もあります)
  2. 健康チェック
  3. 個別サービス計画に基づくサービスの提供

期間

1年間で週1回の利用、12回まで

利用料

1回の利用につき200円

事業を実施している事業所

デイケア、デイサービスセンター、スポーツジム・接骨院等市内に約34か所あります。詳しくは当センターへお問い合わせください。

  1. 運動器の機能向上プログラム
    • 椅子を使用したストレッチ・筋力アップ・バランストレーニング
    • パワーリハビリテーション・マシンを使用した運動 ・バランスボールを使用した運動
  2. 栄養改善プログラム
    • 低栄養状態の改善を目指した個別栄養相談や集団栄養教育
  3. 口腔機能の向上プログラム
    • 口腔機能の維持・向上のための教育
    • 歯磨き・義歯清掃の指導と実施
    • 飲み込みに関する機能訓練(口腔体操)

※この事業は平成32年で終了します。また、1人の方が2回までしか受けられません。
 地域で開催されている次のような場所に出かけて、健康づくりに心がけましょう。

健康教室(体操の教室)に参加しよう。

松山市では、高齢者が健康でいきいきとした生活を送れるように、保健所の理学療法士が専門的な視点で考案したストレッチ体操や筋力体操の教室を公民館等で行っています!わたくしどものセンターでも健康教室をたちあげ自主運営にするお手伝いをしています。

南小坂健康教室 「公民館まではよういかん」の声があがり、南小坂分館で健康教室を開催し、自主運営になっています。
毎週火曜日 14:00~15:30
<準備するもの>ヨガマットや敷物、タオル、水分
西法寺健康教室 お堂で健康教室を開催し、住民による自主運営になっています。
毎回の副住職によるご説法と、お経を唱える口腔体操が好評です。
毎週木曜日 10:30~12:00
<準備するもの>会費100円、タオル、水分
一万の健康教室 一万集会所で健康教室を開催しています。
ゆっくり呼吸、ゆっくり体操が気持ちいいと好評です。
毎週火曜日 14:00~15:30
<準備するもの>会費100円、水分
ハッピー大街道健康教室 ハッピーハートステーション大街道店でマットに横になって行う「まつイチ体操」(松山市保健所が考案)をしています。
毎週金曜日 14:00~15:30
<準備するもの>ヨガマット、タオル、水分

保健所主催の健康教室

東雲公民館 毎週第1~4月曜日 13:00~15:00
八坂公民館 毎週火曜日、金曜日 9:00~11:00
番町地区 公民館改修中のため大街道のてくるんで開催中
毎週水曜日 10:30~11:30
素鵞公民館 毎週第1~4水曜日 9:00~11:00

<準備するもの>ヨガマットや敷物、タオル、水分

健康教室は、介護をしている方に参加してもらい、気分転換や健康を維持していただく場にもなります。
平成29年度から、社会福祉協議会が事務局となっている「ふれあいいきいきサロン」でも、体操や脳トレをするようになりました。
地域包括支援センターで、サロンの紹介ができるようにしておきますので、ご相談ください。

家族介護教室とは

高齢者の方ができる限り介護を要する状態になることなく、健康でいきいきと生活できることを めざして、公民館やふれあいいきいきサロンにおいて教室を開催しています!

「口腔機能の向上」「閉じこもり予防」「認知症予防」等でも、地域住民の方の希望に応じて、専門の講師の先生から最新の情報を提供していただいています。

みなさんの権利を守ります

成年後見制度とは?

認知症・知的障害・精神障害などによって判断能力が十分でない方を、財産管理・施設入所などに関する契約と言った場面において法的に支援する制度です。

例えば

財産管理(不動産・預貯金)に自信がなくなったが、頼める人がいない。 家族がいないので、この先、認知症などになったときに心配。

高齢者虐待対応

H17年11月高齢者虐待防止法ができました。これに基づき、早期発見・把握に努め、対応します。緊急な場合、必要に応じて老人福祉施設への入所など、他機関と連携し、高齢者の皆さんを守ります。

例えば

いつも高齢者が家族に怒鳴られている。 いけないと分かっているが、認知症の母親に冷たくあたってしまう。 近所に住む人が、家族から虐待(暴力等)を受けている様子がある。 預貯金を渡さない・使わせない。

このようなことがあれば、地域包括支援センターにご相談ください。

認知症対策

認知症サポーター養成講座開催

企業や地域の方を対象に、認知症について正しく理解し、地域で暮らす認知症の方や家族を温かくも守る応援者になっていただくことを目的に講座を開催しています。

認知症絵本読み聞かせ開催(素鵞・東雲・八坂・番町)

小学生の子ども達に絵本の読み聞かせを通して、「認知症」について知ってもらい、理解を深めてもらうとともに、地域・周りに困っている人がいたら、何ができるのかを一緒に考えてもらう機会を作ると言う目的のもと開催しています。
平成29年度より、子育て世代を対象に、介護保険制度や認知症サポーター養成講座について正しく理解してもらい、認知症の方やご家族を温かく見守る応援者を増やしていく予定です。

ご相談・ご連絡先

〒790-0864 松山市築山町5-11 電話:089-915-7760 FAX:089-915-7763

月曜日~金曜日 8:30~17:15
休業日 土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)