お知らせ

音響設計

2013年2月1日

新医師会館には214名収容のホールがあります。講演会だけでなく音楽関係のイベントや映画上映などにも使用するために、日東紡音響エンジニアリングが音響設計を担当しました。音響設計には、遮音性能、響き、電気音響システム、映像設備、舞台照明、幕設備が含まれます。遮音性能は吸収される音と反射する音の比率で表され、今回は0.3程度の自然な吸音をめざし、床にはカーペット、天井には岩綿吸音板を配し、残響時間は0.8秒としてやや響きを抑えています。電気音響は音楽演奏を想定して、講演よりもやや大きな音の再生が可能な音響システムを設定しました。映像としてはプジロジェクターによりプレゼンや映画上映を可能とし、舞台照明にはスポットライトを設置しています。