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家でもできる頻尿対策

2023年5月12日

 最近は、定年後も仕事を続けていたり、他の病院受診などでなかなか泌尿器科に来られない人もたくさんいると思います。そこで今回は、家でもできる頻尿対策についていくつか紹介します。
 まずは水分摂取についてです。水分を多く取れば取るほど、当然おしっこの量は多くなります。おしっこの量が多くなると回数も増えます。コーヒーや緑茶などはカフェインが含まれており、カフェインによる利尿作用もありますので注意が必要です。摂取した水分は、3時間で約80%が尿として排出されます。ですから夜間頻尿がある人は、寝る3時間前から水分量を少なくしてみましょう。水分もそんなに取っていないのに夜間頻尿がある人は、夕方くらいに一度横になってみてはいかがでしょうか。重力により水分は足にたまっていきます。夕方になると足がむくんでいる人もいると思います。寝る時にはじめて横になると、このたまった水分が心臓に戻ってきて、寝たあとに腎臓からおしっこが作られます。ですから夕方横になって一日たまった水分を先におしっことして出してしまうことで、寝てから作られるおしっこの量を減らすことができます。
 次に、おしっこで目が覚めるのではなく、目が覚めるからおしっこに行く人もいます。そういう人は、ウオーキングなどで体を疲れさせたり、入浴などで体を温めリラックスすることでぐっすりと寝ることができ、おしっこの回数を減らすことができるかもしれません。
 これでも良くならない人は、治療すべき病気が見つかることもありますので、一度泌尿器科にご相談ください。