2017年5月第3週
2017年5月17日
先週に比べて、全体的にインフルエンザは減少しています。成人では花粉症・感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)・気管支喘息の報告も僅かです。
小児でも小学校・中学校を含め、インフルエンザはかなり減少しました。溶連菌感染症は増加し、感染性胃腸炎・気管支喘息の報告は横ばいです。
花粉症(結膜炎・鼻炎)は、いずれも先週より少し増えました。引き続き花粉に対する注意が必要です。
特に流行っている皮膚疾患はありませんが、気温の上昇とともに、虫刺され、あせもなど、夏の皮膚病が増えてきています。引っかいた傷からとびひ(伝染性膿痂疹)になることもあるので、ひどくなる前に医療機関を受診しましょう。
また、マダニによる被害も増えています。庭や畑の手入れ、山歩きの時などは体温調節に注意しながら長袖長ズボンで肌の露出を少なくし、虫よけスプレーなどでマダニから身を守りましょう。

