流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2017年6月第3週

2017年6月21日

成人小児ともインフルエンザの報告はありません。成人では、わずかに溶連菌感染症の報告があります。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少しています。

小児では、咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎、喘息、溶連菌感染症の報告は横ばいでしたが、手足口病の報告が少し増加しています。

皮膚疾患では手足口病が増えています。手足口病は夏季に流行し、水ぶくれができる病気で、子供さんだけでなく、まれに大人にも感染します。しっかりとした手洗いで感染を予防しましょう。

花粉症(鼻炎)は先週に比べ半減しました。花粉症(結膜炎)も減少しています。
流行性角結膜炎(はやり目)は流行っていません。

また、5月から8月はマダニによる被害が増える時期です。マダニは主に畑や野山にいます。動物や人に咬みついて血を吸います。吸血中のマダニを無理に取り除こうとすると、口器が皮膚の中に残り化膿することがあるので、自分で虫体をとらず、皮膚科等の医療機関で、適切な処置を受けて下さい。