流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2010年12月第4週

2010年12月22日

 成人では気管支喘息は横ばいですが、感染性胃腸炎=嘔吐(おうと)下痢症=は若干増加傾向です。今週はインフルエンザの報告はありませんでしたが、溶連菌感染症が散発しています。
 小児では、ここ数週間感染性胃腸炎の流行が続いており、収まる気配はありません。そのほか水痘=水ぼうそう=が微増しています。
 皮膚科では今週も流行している皮膚感染症はありませんでした。特別な皮膚疾患もありません。花粉症による鼻炎は増加していますが、結膜炎は先週と同じ程度で多くありません。流行性結膜炎=はやり目=もはやっていません。
 朝晩急に冷え込んできました。風邪の予防にうがい、手洗いの励行と保温保湿に気をつけて下さい。また、インフルエンザの予防接種をまだお済でない方は、かかりつけの医療機関にお問い合わせの上、インフルエンザのシーズンに入る前に免疫をつけるため、12月中に接種することをお勧めします。