2011年1月第3週
2011年1月15日
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、多い状況が続いていますが、ピークは越えた感があります。
気管支喘息の発生は横ばいです。気管支喘息ではないにもかかわらず、咳が長引く方も多く見られます。
インフルエンザは散発している程度で流行の様相は示していません。A型、B型の両方が見られています。
小児では、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が発生していますが、いずれも多くはありません。
流行している皮膚感染症はありません。気温が下がり、空気が乾燥してきたための皮膚症状が増えています。
花粉症による鼻炎、結膜炎は多くありません。
年末年始に人の移動があり、今後、当地域でもインフルエンザの流行が始まることが予想されます。今後のインフルエンザ情報にご注意ください。