流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年1月第6週(2月第1週)

2011年1月30日

 小児では、喘息がやや増加しています。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、感染性胃腸炎、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)は引き続き見られますが、減少しています。
 インフルエンザは、成人および小児においても、先週より増加しています。今後のインフルエンザ情報に、十分ご注意ください。
 今週も、特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患は、ありませんでしたが、乾燥が強くなり、皮膚炎や乾燥性の湿疹が多くなっています。花粉症は増加傾向です。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
 今年のスギ花粉の飛散が昨年に比べ多いと予想されております。花粉が飛び始める2週間前からの予防投与が効果的です。飛散時期が近づいていますので、早めに医療機関を受診されることをお勧めします。