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2018年1月第2週

2018年1月10日

インフルエンザは、昨年末に引き続いて多くみられます。ほとんどがA型ですが、B型の報告も少しあります。
成人では、喘息発作や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症が若干みられました。
小児では、感染性胃腸炎の報告は引き続き多くなっています。溶連菌感染症はやや減少、RSウイルス感染症、マイコプラズマ感染症は少数ですが報告がありました。また、百日咳の報告もありました。
流行している皮膚疾患はありませんが、寒くなったため、熱湯、湯たんぽ、カイロなどのやけどが増えています。
アレルギー性鼻炎の報告は少し増えましたが、アレルギー性結膜炎は減少しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
正月明けは、生活のリズムを崩しやすい時期ですので、体調管理にお気を付けください。また新学期が始まると、インフルエンザの感染拡大の可能性が高くなりますので、手洗いやうがいの励行、適時マスクの着用を行いましょう。