流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年11月第2週

2011年11月8日

 例年この時期から増えてくる気管支喘息と感染性胃腸炎については、成人では横ばいですが、小児では増加しています。成人で異型肺炎の報告がありました。 夏に多かった手足口病、伝染性紅斑(りんご病)が小児でまだ見られますが、少数です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)も見られますが、いずれも多くありません。インフルエンザは成人、小児ともに減少しています。
 流行している皮膚感染症、皮膚疾患はありません。
 花粉症は前週と同程度みられます。流行性結膜炎(はやり目)の報告はありません。
 先月から多くの医療機関でインフルエンザワクチンの接種が行われています。予防接種の効果が出てくるまで2週間ほどかかりますので、早めの接種を受けましょう。特に小児、高齢者、呼吸器・心臓・腎臓などに持病をお持ちの方は積極的な接種をおすすめします。