流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2012年1月第4週

2012年1月22日

 インフルエンザは流行期に突入しました。インフルエンザA型がほぼ100%ですが、ごくまれにB型も見られています。乳幼児から成人まで広い年齢層で増加中です。
 小児では溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の患者さんが少数みられます。
 鼻炎や結膜炎などが主症状の花粉症は、寒い日がつづいているせいか増加していません。
 空気中の湿度が低いため皮膚の乾燥やかゆみのつよい方が増えています。
 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は先週と同じくらい発生しています。
 赤ちゃんの嘔吐下痢症の病原体であるロタウイルスの予防接種がこの冬からできるようになっています。生後6週から24週までのあいだに1ヶ月以上あけて2回のむタイプのワクチンです。費用は公費による補助はなく自己負担です。希望される方はかかりつけ医にお問い合わせください。