2012年2月第2週
2012年2月8日
インフルエンザは増加傾向にあり、警報が引き続き出されています。これからまだ数週間は流行が続くと思われます。手洗い、うがい、マスクなどで予防し、発熱等の症状があれば早めに医療機関を受診してください。
感染性胃腸炎(おう吐下痢症)は成人、小児ともに増加しています。
成人では、気管支ぜんそくが若干増加しています。
小児では、溶連菌感染症が増加しています。伝染性紅斑(りんご病)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は横ばい、水痘(みずぼうそう)は減少しています。
皮膚科では、流行している皮膚感染症はありません。
眼科では、流行性結膜炎(はやり目)が増加しています。
花粉症は横ばいです。
今年に入って寒い日が続いていますので、スギ花粉が飛び始める時期が去年に比べ遅くなると思われます。花粉の飛ぶ量も去年に比べ少ないといわれていますが、毎年鼻や目に症状が出てお悩みの方は早めの治療(初期療法)をおすすめします。