流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2019年9月第3週

2019年9月18日

九月中旬になりましたが、残暑が厳しく熱中症がまだ出ています。また天候が不安定なため、風邪などをきっかけにして気管支喘息の発作を起こす人も多く見られます。小児ではRSウイルス感染症や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。また水痘(みずぼうそう)や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も少し出ています。RSウイルス感染症は乳幼児から老人まで主に冬期に流行し、気管支炎や肺炎を起こしやすい病気です。気管支喘息や心臓病など持病があると重症化しやすく、特に乳児や高齢者では要注意です。今年は八月頃から流行していますので、ゼーゼーの強い呼吸音や苦しそうな咳が出る時は、早めに診察を受けてください。アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は多くありません。流行している皮膚疾患もありません。運動会シーズンです。睡眠や食事に気を付け体調を整えるようにしましょう。