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2019年11月第5週

2019年11月27日

朝夕の冷え込みが強くなり寒暖差のため、かぜをひいたり体調を崩す人が増えています。小児、成人共に感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が見られますが、特に小児で多くなっています。症状が軽い場合は自然に治りますが、嘔吐や下痢がひどい時は脱水にならないように注意し、診察を受けるようにして下さい。その他小児では溶連菌感染症や伝染性紅斑(りんご病)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も見られます。インフルエンザは少数見られますが、まだ流行はしていません。全国的には例年より早く流行期に入りましたので、予防接種は年内に受けるようにしましょう。花粉によるアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は多くありません。皮膚の乾燥が強くなってきました。かゆみのため引っ掻いて皮膚に炎症を起こす人も多く見られます。保湿剤を上手に使ってスキンケアを行ってください。