流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2020年1月第2週

2020年1月8日

 内科・小児科領域では年末から爆発的にインフルエンザが増えています。小児科ではほかに溶連菌感染症や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も流行っています。また、伝染性紅斑(りんご病)や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)もちらほら見られます。アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は減少しています。アデノウイルス感染症も減っています。特に流行っている皮膚疾患もありません。
 年末年始には帰省などで人の移動が激しく、正月には親戚が集まったりと人と接触する機会が増えます。当然、感染機会も増えます。外出時にはマスクの着用、帰宅後は手洗いの励行など、感染予防をしっかり行いましょう。また、免疫を高めるためにバランスの良い食事と休養をきちんととって、感染症予防を心がけましょう。