2020年9月第1週
2020年9月2日
内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では、感染性胃腸炎と溶連菌感染症がわずかではありますが流行しています。手足口病と流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も報告があります。皮膚科では、流行中の疾患の報告はありませんが、日焼け、アブ刺傷など屋外活動に伴う皮疹が多発しているようです。耳鼻咽喉科では、先週に比べてアレルギー性鼻炎は少し増えています。眼科では、アレルギー性結膜炎は増えていますが、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行はしていません。暑さの厳しい日が続いております。新型コロナウイルス対策と熱中症対策を両立するために三密を避けた上で、冷房時も窓の開放で換気を行うと室内温度が高くなりがちなのでエアコンの設定温度を下げるなどで適正な環境調整をしましょう。また、外出時は涼しい服装を心がけ少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動するようにしましょう。