2020年9月第4週
2020年9月24日
成人、小児ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られますが、感染症は全体的に少なく、その他では溶連菌感染症が少し見られる程度です。朝夕の気温が下がり、寒暖差のためか気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えています。秋はぜんそく発作を起こしやすい季節です。ぜんそくの持病がある人は、ひどくなる前に治療を受けてください。アレルギー性鼻炎や結膜炎も引き続き見られますが、多くはありません。また体調の変化のためか、じんましんが出る人が少し見られます。新型コロナウイルスの影響で学校行事の縮小や中止が相次いでいます。子供たちができるだけ普段通りの学校生活が送れるように、学校だけでなく家庭でも引き続き咳エチケット、マスクの活用、手洗いやうがい励行での感染拡大防止対策を心がけましょう。