流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2021年4月第4週

2021年4月21日

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少していますが、気管支喘息は横ばいです。わずかですが溶連菌感染症の報告がありました。小児科では感染性胃腸炎が幼児~小学校低学年で増加しています。溶連菌感染症と喘息発作は横ばいです。皮膚科では流行している皮膚疾患はありません。耳鼻科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減っています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度で、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行していません。
 県は新型コロナウイルスの感染リスクが高まっているとして最大警戒レベルの「感染対策期」としており、県全体で医療現場のひっ迫は続いています。 すでに1年以上も不自由な生活が続いているので、いわゆるコロナ疲れの方も多くなっていると思われます。しかしワクチンの効果が出てくるまでにはまだ時間がかかるのであれば、結局は私たちひとりひとりが「3密回避」「手指消毒」「マスク着用」を徹底するしかありません。がんばって、命を守る行動をしましょう。