2021年5月第5週
2021年5月26日
内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児科では感染性胃腸炎、溶連菌感染症が流行っています。喘息発作、突発性発疹もやや増加しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減りました。
高齢者などへの新型コロナワクチン接種が開始されました。ワクチン接種後に起こるかもしれない症状として注射部位の腫れや痛み、筋肉痛、関節痛、頭痛、倦怠感、寒気、発熱などがあります。多くは接種当日や翌日に現れ数日程度で治まりますが、症状が酷い場合や治まらない場合は医師に相談して下さい。接種を受ける前に、ワクチンとその副反応について正しい知識を持ち、体調管理に努めましょう。